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プレスリリース
2023年07月01日
徳島県と株式会社ファーストクラスは
クローズドマートの活用に関する「協定」を締結しました。
徳島県(知事:後藤田正純)と株式会社ファーストクラス(東京都渋谷区、代表取締役社長:小笠原慎 以下「当社」)は、クローズドマートの活用に関する「協定」を締結しました。これにより賞味期限が迫った食品などを安価に購入できる会員限定ECサイトを、徳島SDGsパートナーの従業員等が利用できる仕組みを構築します。また今回の取組を通じて、食品ロス等削減、企業等の販路拡大、県内企業従業員の福利厚生の充実及び売上げの一部を社会的課題解決に向けた取組への寄附など、SDGsの実現に向けて取り組んでいきます。
1 「クローズドマート」の概要
株式会社ファーストクラスが提供するサービス「クローズドマート」は、当社と契約を締結した企業等の従業員を対象に、食品ロス等の削減に向けて、賞味期限の迫る食品や切り替えとなった商品などを安価に販売する会員限定のECサイトです。会員として300以上の企業や自治体等が参加し、利用対象者は220万人を超えています。
2 協定締結の目的
(1)食品ロス等削減への貢献
賞味期限間近や返品・過剰在庫など、従来の流通ルートでは販売することができず、やむを得ず処分される商品が数多くあります。徳島SDGsパートナーの従業員等がクローズドマートを利用し購入することで、食品ロス等削減に取り組みます。
(2)職域販売を通じて県内企業等の販路を拡大
徳島SDGsパートナー企業等が保有する在庫品や特産品等を、当社が契約する全国約300の企業・団体等の福利厚生制度としてご提供いただくことで、新たな販路拡大を目指すとともに、徳島県の商品の魅力を発信していきます。
(3)徳島SDGsパートナーに登録する中小企業者等の福利厚生の充実
クローズドマートは通常、従業員100人以上の企業等を対象としています。本協定の締結により、徳島SDGsパートナーに登録する全ての企業・団体等が、従業員数に関わらず、クローズドマートの利用契約が可能となることから、中小企業等の従業員の福利厚生の充実につながります。
(4)購入額に応じた寄附による社会的課題解決に向けた取組を支援
次の寄附により社会的課題解決に向けた取組を支援します。
・徳島SDGsパートナーの従業員等が購入した金額の3%を株式会社ファーストクラスから団体に寄附。
・クローズドマート利用者が、購入に応じて付与される保有ポイントを活用した寄附。
(注記)寄附対象団体は、県と協議の上、株式会社ファーストクラスが決定します。
協定締結の経緯
徳島県が「徳島SDGsパートナー制度」創設にあたり、徳島県独自の制度を検討している中、三井住友海上火災保険株式会社徳島支店徳島第一支社(元支社長:馬渕氏、担当:溝口氏)から当社をご推奨いただき、協定締結に至りました。全国の自治体でSDGsパートナー制度が創設される中、「徳島SDGsパートナー制度」に登録するメリットの1つとしてクローズドマートをご活用いただくとともに、パートナー事業者の従業員の皆様のお買い物が「ロス削減」・「寄附」というかたちでSDGs推進となります。尚、本協定は四国地方で初の締結となります。
株式会社ファーストクラスについて
ロス削減プラットフォームのファーストクラスは、2008年に創業し「明日の普通を創り続ける」の理念のもと、ECサイトの運営、ポイント交換商品の手配、自治体職員向けカタログギフトの企画事業を展開しています。2019年より日々の買い物が自然と社会貢献となる仕組みとして、社会貢献型職域販売サービス「クローズドマート」のサービス提供を開始。食品ロス等削減に貢献するとともに、福利厚生充実による働きがいの向上、売上の一部を寄附するなど、従業員参加型のSDGsを推進しています。